「起業したばかりで予算がないから、ホームページは後回し…」
そう考えていませんか?
実はそれ、とてももったいないことなんです。
SNSだけで宣伝するのは限界があります。
なぜなら、いまでもインターネットの主役は Google。
特にお店や教室を開くなら、Googleマップや口コミ対策は欠かせません。
とはいえ、いきなり制作会社に依頼するのはハードルが高いですよね。
そこで、現役webデザイナーの私が、自分で簡単にホームページを作れるおすすめサービスをご紹介します!
初心者でも直感操作!簡単にサクサク作れるJimdo

Jimdoのメリット
とにかく操作が簡単で直感的
「見たまま編集(WYSIWYG)」でコーディング不要
ワード感覚で編集できるので初心者でも安心
私自身、いろんなサービスを使いましたが、一番操作がわかりやすかったのがJimdoです。
ときどき「編集画面かプレビューか分からなくなるほど自然に作業できる」感覚は、他ではなかなかありません。

Jimdoには「ジンドゥーAIビルダー」と「ジンドゥークリエイター」があります。
「ジンドゥーAIビルダー」は超初心者向けで、何か質問に答えていけば勝手にサイトが出来ちゃう感じです。
簡単すぎるんですけど、修正も効かないので、便利だけど使いづらい…と思います。
なので、「ジンドゥークリエイター」が圧倒的におすすめです。
ワードが使えるレベルの人なら、確実にサイト作成ができますね。
しかも、ちょっとHTMLやCSSができれば、オリジナルのデザインも可能です。
私も見出しの色を変えたり、スマホ表示の時は違う画像を出したい…みたいな時だけcssを書いてます。
Jimdoのデメリット
テンプレート数が少なく、やや古いデザインが多い
独自ドメインやメールアドレスを使う場合は有料プラン必須
メールアカウントを複数持つとコストが割高になる
メールを複数利用するなら、レンタルサーバー+WordPressの方がお得な場合もあります。
独自ドメインを使う場合、有料プランにしなければいけないのですが、さらに独自ドメインのメールアドレスを作りたいと思うと1アカウントにつき年額990円かかります。複数アカウントが必要ならメールパッケージ(年額 ¥6,600/10アカウントと20転送アカウント)があります。
うーん。ちょっと割高かな…
メールアカウントが沢山必要なら、レンタルサーバーを借りてワードプレスで作った方がいいかもしれないですね。
デザイン重視派におすすめ!WIX
WIXもWYSIWYGです!(WYSIWYGとは「What You See Is What You Get」の略で、「あなたが見ているものがあなたが得るもの」という意味です。)

WIXのメリット
デザインテンプレートがとにかく豊富
おしゃれで洗練されたデザインが多い
コーディング不要、WYSIWYGで直感的に編集できる
特に「おしゃれなデザインで魅せたい!」という人におすすめ。
ほとんどデザイン作業がいらないくらい、完成度の高いテンプレートが揃っています。
メリットは、デザインテンプレートがめちゃくちゃ多くて、どれをとってもデザインレベルが高いということです。
WIXのデメリット
無料プランはサイト表示がかなり遅い(スマホで特に顕著)
独自ドメインを使うには有料プランが必要
サイト速度は離脱率に直結するので注意してください。
詳しくはWIXの公式ページでご確認ください。
WIX公式ページはこちら
本格派を目指すなら!WordPress
ワードプレスは、デザインやSEOなど、知識があれば自由にサイトを構築できます。大手企業などにもかなり使われている無料のシステムです。(ただし、サーバーやドメインは有料で契約する必要があります)
とはいえ、簡単なサイトなら、htmlの知識も必要なくブロックエディタで要素を置いていく感じで作れるので、初心者の方でも十分に使えるシステムです。
WordPressのメリット
世界的に使われているCMS(安心感・情報量が豊富)
有料テーマを使えばコーディング不要でおしゃれなサイトが作れる
独自ドメインやメールも自由に設定できる
デザインにこだわりたいという人には、日本のデザイン会社「TCD」のテーマがオススメ。
コーポレートサイトやショップ向けなど、洗練されたデザインが多数あります。
WordPressのデメリット
テーマによっては多少のHTML・CSSの知識が必要
サーバー契約や初期設定に少し手間がかかる
最近は月額制で学べるプログラミングスクール(例:Freeks)もあるので、勉強しながら挑戦するのもおすすめです。
デザイン重視ならTCD
ワードプレスといえば、ブロガーさんが使っているイメージかもしれませんが、TCDのワードプレステーマは、コーポレートサイトやショップサイト向けのオシャレで洗練されたデザインのものが沢山あります。
この中から、イメージに合うものがあれば、購入してサイトを作るのがいいと思います。

気をつけなければいけないのが、商用利用する場合は「特別ライセンス」(30,000円)が必要になることです。(2022年11月現在)
詳しくはTCDの規約ページをご覧ください。
それでもコーディングが必要となれば…
ワードプレスをやりだすと、やっぱりHTMLやCSSくらい、ちょっとは知っておきたい…というか、ちょっとデザインを調整したいって思うようになるんですよね。
もちろん、独学でもある程度は勉強できると思います。
ですが、なかなか一人では勉強できない…もしくは、勉強してたけど、ある箇所でつまずいて諦めてしまった…という人が多いかと思います。
そういう方は、ちょこっとスクールを利用するというのもいいかもしれません。
スクールに通うとなると、何十万もかかるイメージですが、最近はサブスクで手軽に始められるものも多くあります。
例えばFreeks(フリークス)。月額10,000円くらいのサブスク型プログラミングスクールです。入会金もないので、とりあえずやってみるっていうの一つの手ですね。
まとめ:まずは「1ページ」公開してみよう!
今はHTMLがわからなくても、自分でホームページを作れる時代です。
- とにかく簡単に始めたいなら → Jimdo
- デザイン重視で魅せたいなら → WIX
- 将来の拡張や自由度を求めるなら → WordPress
最初から完璧を目指す必要はありません。
まずは1ページでも公開してみることが大切です。
その小さな一歩が、あなたのビジネスを大きく成長させるきっかけになりますよ。