ネット印刷おすすめ4選

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チラシや冊子を印刷するならどこがおすすめ??

印刷会社なんて、どこも同じ!だって印刷機が印刷するんでしょ?
って、私も最初は思ってました。
でも、色々印刷してみると、印刷会社によって「得意・不得意」があるんです。
簡単に言うと、大きいポスターが得意な会社は、小さい名刺が苦手だったりします。
色んな紙をそろえているとか、型抜き印刷ができるとか、それぞれ特徴があります。
なので、今までの経験で、こういう印刷物ならこの印刷会社!というのを紹介していきたいと思います。

ネット印刷の基本について

ネット印刷の料金はややこしい?

ネット印刷はだいたいどこの会社も納期によって料金が変動します。
例えば、1000枚の印刷でも当日出荷なら10,000円、7日後に出荷なら3,000円くらいの価格に差がでます。
なので、クライアントさんには出来るだけ納期は長めにとってもらった方がお得です。
ちなみに、印刷会社で「7日納期」と書かれている場合、印刷用データを入稿してデータチェックがオッケーになった時から7日後に出荷します。というのが大半です。
月曜日に入稿データOKなら、翌週の月曜日に出荷されます。しかもだいたい夕方くらいです。印刷会社がどこから出荷するかも考慮に入れて、クライアントさんに納品日をお伝えするようにしましょう!

紙の種類がよくわからない場合

印刷する紙の種類ですが、スタンダードなものは3種類です。ほぼ、この3種類の中から選べば間違いないです。
よっぽどこだわりがある場合は、各印刷会社から紙サンプルを取り寄せてみることをおすすめします。

コート紙
表面がツルッとした紙。テカリもあります。文字通りコーティングされています。新聞の折込チラシなどでよく使われています。コートされている分、埃などはさっと払えば大丈夫ですが、鉛筆で何かを書き込むのには適していません。アンケートみたいな、何かを書いてもらうものには不向きです。
マットコート紙
コート紙のツルッと感が少し抑えられています。テカリが少ないので、屋内用のポスターなどに向いているかもしれません。イベントのフライヤーなどでもよく使われています。厚みがあれば名刺にも向いています。
上質紙
コピー用紙に近い質感です。少しざらっとしていて、触った感じが柔らかいので、コート紙よりはやや高級感が出せます。ナチュラル系のお店のフライヤーやショップカードなら、上質紙がいいと思います。

紙の厚さ、オススメは?

紙の厚さはkgで表示されています。厚みのある方がしっかりしてていいと思いがちですが、大量なチラシなどはかなりの重量と嵩になります。郵送するなら送料にも関係があるので、よく考えて頼みましょう!

55kg→相当薄い印象。ペラッペラのスーパーのチラシくらい。文集の中ページならオッケーかも。
70kg→やや薄めの印象。普通のスーパーのチラシくらい。封筒に入れて郵送する、学校など大量に配布するならこのくらいがベストかも。
90kg→イベントのフライヤーなどに使われている、一般的な厚さ。十分しっかりしてます。冊子の中ページにもおすすめ。
110kg→フライヤーなら、かなりしっかりした印象。高級感もあります。少ないページ数のパンフレットなら中ページとしてもいいと思います。
180kg→官製はがきがこれくらい。名刺にもよく使われます。
220kg→かなり厚みがあります。この名刺をもらったら、しっかりした紙ですね〜って言っちゃいます。ショップカードやポストカードにおすすめ。

上記以外にも、いろいろな紙がありますので、印刷をする前に、各印刷会社から紙のサンプルを取り寄せて確認しておくことをおすすめします。
大体の印刷会社は無料でサンプルをもらえます。(有料の会社もあります)
当たり前ですが、コート紙ならどこの会社も同じなので、私は(株)グラフィックさんのサンプル紙をよく使っています。冊子状になっていて見やすいですし、クライアントさんに見せてもどこの会社のかわからないので、色々都合がいいです。

できるだけ安くしたいなら、プリントパック!

プリントパックはネット印刷の老舗ですね。本社は京都府向日市にあります!
私も20年くらい利用してるんじゃないかなw
1枚もののチラシやポスター、カタログのような冊子を印刷するなら、プリントパックが一番安いと思っています。

プリントパックのメリット

ずばり安さです!
安いから質が悪いんじゃないの?って思う人もいるかもしれませんが、全然そんなことはないです。普通に印刷されます(当たり前)
入稿方法もわかりやすく、アップロードしてすぐにデータチェックが行われる「クイックデータチェック」があるので、急いでいる時は便利です。
データチェックに自信のない方は、スタッフがチェックしてくれるWEB入稿もあるので、安心です。

プリントパックのデメリット

選べる用紙の種類が少ないです。フライヤーならコート、マットコート、上質紙のみ。
おそらくですが、同じ種類の紙を大量に仕入れることで価格を抑えてるんじゃないかと思います。
とはいえ、チラシとかフライヤー(つまり短期間で捨てられてしまうもの)なら、大体上記3つの紙で充分だと思います。
プリントパックでもハガキや冊子になると選べる紙の種類も多くなります。
プリントパックの公式サイトはこちら▶️

紙にこだわるならグラフィック!

グラフィックはプリントパックに比べるとちょっとお高め。
その分、紙の種類が豊富だったり、加工の種類が多かったり、グラフィックビジョンという精巧な印刷方法があったりします。

グラフィックのメリット

紙の種類や加工にこだわれます。
特に冊子の場合は、表紙と本文の紙を変えるとか、表紙にPP加工をするとか、色々できるので、ちょっとこだわりたいっていう方にはおすすめです!
ここだけの話ですが、グラフィックの場合は、7日納期としても早くできたら早めに送ってくれます。
プリントパックはいつもきっちり7日目に出荷ですけど(笑)
他にも箱の印刷ですとか、コースターやのぼりなどのグッズ制作が豊富です。

また「スマプリ®デザイン」というデザインテンプレートが用意してあって、チラシやポスター、名刺、スタンプカードなど、写真や文字を変えればそのまま使えるものがあります。
デザインのクオリティも高いので、下手にオリジナルデザインを提案するより、これを利用した方がいいかもしれません(笑)

グラフィックのデメリット

チラシ、ポスターなどの印刷価格はプリントパックに比べるとやや高めです。
そして、紙サンプルが有料です。購入するならペーパーカタログ(総合版)を購入しましょう。2000ポイント(=2000円)が必要です。新規会員登録で500ポイントがもらえます。
私もこのサンプルを持っていますが、これがあれば、他の印刷会社の紙も大体わかりますし、クライアントに見せてもグラフィックの紙サンプルだとわかりづらいのでいいですよ!

私は、チラシ、ポスター、冊子はプリントパック。それ以外はグラフィックと言う風に使い分けています。
グラフィックの公式サイトはこちら▶️

おしゃれ印刷ならハグルマ封筒

ハグルマ封筒は名前の通り封筒屋さんです。
ですが、アスクルのような事務的な封筒ではなく、ちょっとこだわりのある封筒会社。

特に、封筒の紙のバリエーションが多く、例えばホテルやレストラン、アパレルブランドなど、こだわりのある会社にはぴったりの封筒が見つかると思います。

で、同じ様に、冊子の印刷もされています。
封筒同様、紙のバリエーションが多い上に、普通の印刷会社ではやっていないような、糸とじなど、変わった加工もあります!
個性を出したい場合は、ハグルマ封筒がおすすめ!
ハグルマオンラインの公式サイトはこちら▶️

名刺を印刷するなら

名刺の印刷は、小ロット印刷できる名刺専門会社がオススメです。プリントパックやグラフィックなどは、名刺1種類につき500枚以上なら安くなる感じです。ショップカードのようにたくさん印刷するなら、プリントパックやグラフィックでいいと思います。

安くて早い、マヒト印刷

以前は選べる紙が少なかったのですが、今はだいぶん増えました。
マヒト印刷は、一度印刷するとデータがマイページに残るので、リピートするならマヒトが使い勝手がいいかなと思います。
ただ、ちょっと残念だなって思うのは、時々断裁が歪んでるな…と思うことがあります。
あ、でもこれは、他の印刷会社さんでもあったりします。
名刺って小さいので断裁するのが難しいんでしょうね…
あと、データチェックも甘いかな…という気が…
リンク切れを起こしてるデータを入稿しても、そのまま印刷されちゃいました。
他の印刷会社だと、そういう場合は連絡が入って印刷がストップするんですけど、マヒトの場合は入稿されたデータが全てって方針なのかなって思います。
その点は、安くて早いので、自己責任ってことで我慢しましょう。
ただ、きちんとデータ入稿できる人なら全く問題ないです。
断裁に関しては、断裁に影響が出そうなデザインにしないことですね。
最も悪いデザインはこんな感じ。枠つけちゃダメですね。(私がデザインしてますw)


マヒトデザインの公式サイトはこちら▶️

加工の種類が多くておすすめ!メガプリント

加工の種類が多くておすすめ!加工の種類が多くて安い!箔印刷がこの価格でできますか??って最初は驚きました。価格もマヒトほどではないですが、基本的に安いなーって思います。断裁も今までに不満だったことはありません♪失敗したくない場合は、メガプリントに出してます☆名刺以外にも、しおりやチケットの印刷など、小さい印刷が得意な会社です!
メガプリントの公式サイトはこちら▶️

オシャレさ満点!ハグルマ封筒の名刺

ハグルマ封筒はカード印刷もハグルマテイスト!特に紙の種類はめちゃくちゃあります!二層合紙(表と裏で色が違う)やエッジカラーなんて、他の印刷会社じゃまず見ないです。しかも活版印刷できるなんて、めちゃくちゃシックじゃないですか!大人な名刺におすすめです♪封筒を印刷するならハグルマ封筒先ほどから何度も紹介させていただいていますが、封筒なら断然ハグルマ!だと思っています。封筒の形も豊富だし、紙の種類も豊富だし、だいたいの封筒はハグルマさんで作れるんじゃないかなと思います!
ハグルマオンラインの公式サイトはこちら▶️

活版印刷ドットコム

活版印刷専門の印刷会社です!

“活版印刷とは古くからの印刷技術で、「活字」と呼ばれる鉛で出来た文字を一文字ずつ拾い、組み合わせた版の出っ張っている部分にインクを付け、紙にインキを転写します。
その際に紙に圧力がかかるので、独自の凹凸がでます。
また、版に付くインキの量や場所が刷る度に異なるので刷りムラが出たり、1枚づつの仕上がりに個性が出るのも特徴です。”

すごく味があって、文字だけのデザインで十分かっこよくできます!
ただ、少しお値段が…
予算がかけられる時は活版印刷で名刺を作りたい〜
活版印刷ドットコムの公式サイトはこちら▶️

事務的な封筒なら、アスクルがおすすめ

もちろん、安くて早いアスクルもおすすめ!
アスクルを利用している企業さんや個人事業主は多いので、安心感もありますね。
事務的な封筒なら、アクスルがおすすめです!
アスクルの公式サイトはこちら▶️

アスクルなら、印鑑やハンコもつくれます

アスクルには「パプリ」というサービスがあります。
事務的に必要な認印や会社印、住所印など種類も豊富です。
イラストやロゴの自由な大きさのゴム印もできますよ!
ゴム印は他の会社に比べて、早くて安いのでよく利用しています。ロゴマークのゴム印があると、何かと重宝しますよ♪
パプリの公式サイトはこちら▶️

個性的な印刷物ならレトロ印刷

「デジタル孔版印刷機こうはんいんさつき(リソグラフ)」での印刷を専門とする印刷所です。

普通の印刷とは違い、入稿データを版ごとに分ける必要があります。

インクジェットやオフセット印刷の場合、CMYKのインクで印刷しますが、リソグラフは「水色インク」「ピンクインク」「黒インク」みたいな感じで、インクの色を分けて印刷します。
かすれやムラ、少しの版ずれを起こすこともあり、それがレトロな味となっています。

同じデザインでも、オフセットで印刷するのとリソグラフで印刷するのでは、印象が随分変わります。
なんか作ってみたくなっちゃうなぁ〜〜

レトロ印刷の公式サイトはこちら▶️

まとめ

初めてネット印刷を利用する時、すごくドキドキしますよね。データの作り方はあっているか?紙の種類はこれでいいのか??どこの会社がいいの???などなど。

できれば一度、自分の名刺などを試しに印刷発注してみるのもいいですね!

印刷会社に関しては、正直どこも同じクオリティかなぁという感じがします。
ここだけの話ですが、たまーに失敗もあります。
断裁が歪んでいるとか、色がバラけてるとか。(バラける=例えば10000枚印刷したうち、青色の背景が、ちょっと薄いものがあったりちょっと黄色味が強いものがあったりと、全てが全く同じ色で仕上がらない状態)

もし、失敗があった場合は、印刷会社に報告するとやり直してもらえます。色に関しては難しいですけど…
クライアントさんでめちゃくちゃ色にこだわっているような会社なら、地元の印刷会社などで対面で対応してもらえるところがいいかもしれません。

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